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横浜国立大学 安心・安全の化学研究教育センター「高度リスクマネジメント技術者育成ユニット」実行委員会が主催する公開セミナー 「柏崎原発の安全と安心」 に出席すべき、横浜国大に行ってきた。
大きなキャンパスの周りを周ってようやく正門にたどり着いた。正門で守衛で車のパスをもらい、キャンパスの中を車で移動した。こんなに広いところを正門の駐車場から奥のセミナーが行われるところまでさすがに歩けない。事前に車で入場できるように頼んでおいてよかった。
大体の場所まで車移動し、駐車したのは良いが、このキャンパスはアップダウンが多くて、あらゆるところに行くのに階段を使用しなければならない。
セミナーが行われる建屋を探し、ここだと思った建物は違っていた。3Fまで、あがった努力は無駄になってしまった。学生に聞いて、また階段をのぼりやっとついた。
身障者にはつらい構造である。
東京電力(株)原子力設備管理部新潟県中越沖対策センター長が柏崎原発の地震による被害とそれらの解析、修繕、メンテナンスなどの安全に関する話を伺った。何せはや口で中身の濃い内容で話すものだから、どこも一緒でがんばっているなぁという感想を持ったしだいである。
それを監察する行政機関である経済産業省原子力安全保安院原子力発電検査課統括安全審査官の人が安全の補完及び評価の話を公務員らしく、わけの分からない言葉でまくし立てていた。
注目に値するのは、反対意見として環境科学学会理事の村田佳壽子が安全と安心について、住民の立場などを述べていた。
「安全と安心」について少し考えてみよう
原発の安全とは、すべての機器及び設備の機能が十分に確保されている状態なおかつ地震のハザードが生じたときでも、周りの住人の被害や環境被害を起こさないようにすることであろう。形而上学上の問題である。
原発の安心とは、周りの住人に対する親密なコミュニケーションでかもし出される信頼の感情であろう。
一番安心できる方法は、無いでもない。
その原発推進派なり、その地域の首長の住まいをその原発の横に建てて、安全を24時間、365日証明してもらえれば、これほどの安全・安心はない。
と思いながら聞いていた次第である。活断層がどうのこうの建物の強度が建築基準法の何倍であるかといったものは、数字のマジックでしかない。柏崎原発が地震でほんの少ししか放射能漏れが無かったことは幸いなことだが、ある種偶発的なものかもしれない。
もし、姉葉建築のようにデータの改ざんが行われていたら、建築基準法があったとしてもいみがないことであり、また建築基準法の数字自体に信用を持っているわけでわけで無いので、それによって安全が完全に確保されているとするのは、納得できない。確かに今回の場合、安全に関する品質や設備のチェック、地震後のチェックによって解析している。しかし、100%保証するなどとは誰もいえないであろう。
99.999....%の安全と100%の安全との間には、深くて超えられないほどの距離がある。
中越沖地震が想定外であった事実を考えてみても自明であろう。ただ今回はセーフであった。しかし、将来は、、、、、
時間があれば2つ質問をしたかった。
地震が到達したときに制御棒はいつの時点でどのような状態で自動的に動作したのか
下から制御棒を入れるタイプ(柏崎原発はこちらのタイプ)、と上から入れるタイプでは地震に大してどちらが有利であるか
もし、上から制御棒を入れるほうが不利だとすれば、日本中の原発のタイプによって地震の耐力が根本的に違ってきているということで安心なんかしていられないことになる。
残念なことに私の消極的な一面がこのとき出てしまったのである。
もう少し時間があればなあ。


