
Photo by atom
とうとう訃報になってしまった。ペシャワール会の伊藤氏の拉致事件である。アフガニスタンで飲料水、農業用水確保のために井戸掘り・灌漑用水路の建設事業をNGOのペシャワール会の人員である。
私が、このペシャワール会を知ったのは、N局の「知るを楽しむ」である。 そこには、朴徳とした口調で語る中村哲氏がアフガニスタンで必要なものは、爆弾ではなく、よい水を含め抜本的な貧困対策であるといっていた。
もともと隣の国パキスタンのハンセン(らい)病の対策医療として派遣されたものである。次第にらい病から、根底にある貧困、特にアフガン侵攻からアフガニスタンへと範囲を伸ばしていった。
医療から貧困への対応ということで、まずは安心して飲める水の確保ということで、現地人を採用し手掘りの井戸の建設事業、そして貧困からの脱出のために戦争で荒れた農地、旱魃で干からびた農地に灌漑をすることによって農地をよみがえらせることにNGOは発展していく。 作業は少数の日本人スタッフと多数の現地人である。現地人を使うことによって雇用が生まれ、また、やっていることに希望を持たせる意思をうみ、そして現地人でメンテナンスできるように配慮されたものである。将来的にも現地人で継続的に運用できるよう配慮された灌漑事業である。
このような事業を行っていたペシャワール会であるから、現地の知り合いは兄弟、家族のような存在であったように思われる。
そんな中の一人が拉致され殺害されたのである。
過去、何度も危険が迫り、パキスタンに避難したこともあり、そのときは、現地人に「我々は必ず戻ってくる」と約束をした。そんな現地人との仲である。
拉致事件に巻き込まれた伊藤氏を探すために1000人以上の住民が参加したという。
拉致・殺害をしたグループは、盗賊のような小さなグループだか、本格的なタリバーン組織なのかは今のところ判明していないが、おそらく小さなグループのような気がする。
日本人の反応は、どうなのか。
マスメディアは、至ってペシャワール会に好意的な発表である。
イランでの人質事件と打って変わった反応である。
これも、マスメディアに 中村哲という人物が知れ渡っていたことによるものであろう。
今回の拉致・殺害事件で、日本中がペシャワール会の存在を知ることとなった。もし、この事件がなければ、、、、、、
「一粒の麦 もし、死なずば、、、」
ご冥福を祈ります。



本「医者、用水路を拓く」を開いた、最初の写真のページは衝撃的でした。
父は最初の報道の時、キット無事に救出されると、自信をもって言っていました。
それは、伊藤さんが、ペシャワール会のメンバーだったからです。
「医者、用水路を拓く」の点訳をしている方もいるそうです。
大地の緑が水がなくなりませんように。
もっと、もっと現地の人たちの手で増えていきますように。
それは、伊藤さんが、ペシャワール会のメンバーだったからです。
「医者、用水路を拓く」の点訳をしている方もいるそうです。
大地の緑が水がなくなりませんように。
もっと、もっと現地の人たちの手で増えていきますように。
反映されていないような。
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